◇グリーンプラマーク

JBPA(日本バイオプラスチック協会)のグリーンプラマーク

生分解性プラスチックは、その微生物分解性により使用後の環境負荷低減につながる環境配慮型のプラスチックです。

しかしその機能を有効に活用するためには一般の非生分解性プラスチック製品との識別、分別回収が必要な事に加え、分解した後も土壌などに悪影響を与えない安全性の保障が必要です。グリーンプラ識別表示制度は、こうした生分解性 の基準と、環境適合性の審査基準を満たした製品に「グリーンプラ」のマークと名称の使用を認め、一般消費者への

正しい理解を広め、正しい使用法と製品の普及を促進する目的で取り組まれている認証識別制度です。

生分解性プラスチックは、通常のプラスチックと同様に使うことができ、使用後は自然界に存在する微生物のはたらきで、

最終的に水と二酸化炭素に分解されます。グリーンプラは、バイオリサイクル資材であり、今日のプラスチック廃棄物問題の切り札的存在ともされています。

JBPAは、グリーンプラが資源循環型社会の基盤的な補完資材であるとの認識から、普及促進を使命とします。このため、識別基準を明確にし、グリーンプラ製品が環境負荷の低いプラスチック製品であることを、一般消費者に認識して戴き、利用促進を図るために、本制度が制定されました。

2019年10月11日