JBPA(日本バイオプラスチック協会)

◇JBPA (PLAストロー)

*弊社のPLAストローはJBPA(日本バイオプラスチック協会)のグリーンプラマークとバイオマスプラマークの認証を受けております。JBPAは、環境に調和した資源循環型社会の実現に重要な役割を果たす新しい素材であるバイオプラスチック(バイオマスプラスチック及び生分解性プラスチックの総称)に関する技術確立と普及促進等を目的に、 1989年に設立された民間の任意団体です。発足以来、中央省庁や地方自治体、関連諸団体との協力のもとに、様々な活動を行ってきました。主な活動内容は、バイオプラスチックの定義、分析評価方法の確立、国際規格化、
JIS規格化、用途開発のためのモデル事業の実施などが挙げられます。
バイオプラスチックは、単に環境負荷が少ないというだけでなく、これまでのプラスチックには無かった様々な特性を持ち、新しい可能性を秘めた素材でもあります。本会は、バイオプラスチックに関する識別表示制度を運用 して二つの認証事業(バイオマスプラおよびグリーンプラ)を行っています。バイオプラスチックの普及・啓発活動を通して、持続可能で、しかもより豊かな社会つくりを推進して参ります。

グリーンプラマーク

JBPA(日本バイオプラスチック協会)のグリーンプラマーク
生分解性プラスチックは、その微生物分解性により使用後の環境負荷低減につながる環境配慮型のプラスチックです。
しかしその機能を有効に活用するためには一般の非生分解性プラスチック製品との識別、分別回収が必要な事に加え、分解した後も土壌などに悪影響を与えない安全性の保障が必要です。グリーンプラ識別表示制度は、こうした生分解性 の基準と、環境適合性の審査基準を満たした製品に「グリーンプラ」のマークと名称の使用を認め、一般消費者への正しい理解を広め、正しい使用法と製品の普及を促進する目的で取り組まれている認証識別制度です。
生分解性プラスチックは、通常のプラスチックと同様に使うことができ、使用後は自然界に存在する微生物のはたらきで、
最終的に水と二酸化炭素に分解されます。グリーンプラは、バイオリサイクル資材であり、今日のプラスチック廃棄物問題の切り札的存在ともされています。
JBPAは、グリーンプラが資源循環型社会の基盤的な補完資材であるとの認識から、普及促進を使命とします。このため、識別基準を明確にし、グリーンプラ製品が環境負荷の低いプラスチック製品であることを、一般消費者に認識して戴き、利用促進を図るために、本制度が制定されました。

JBPAのバイオプラスチック

バイオマスプラスチックは原料にバイオマスを利用することに特長があります。原料の種類等は多岐にわたりますが、分類としては、バイオマスを全面的に使うか部分的に使うかによって分けられます。日本バイオプラスチック協会(JBPA) では、バイオマスプラスチックを 「原料として再生可能な有機資源由来の物質を含み、化学的又は生物学的に合成することにより得られる高分子材料。」と定めています。(化学的に未修飾な天然有機高分子材料は除く)原料として植物などのバイオマス資源を利用し、また、すばらしい発展を遂げてきた化学技術・バイオケミストリーを 活用することにより、地球環境保全・循環型社会構築といった、社会の最も重要な課題をクリアーしながら、私たちの社会生活において、有用かつ不可欠なプラスチック材料を提供していこうというものです。